日本の文化・伝統

先人たちから教わる経営哲学・お茶の先生の教え【茶道編】

松竹梅に隠された意味(先人たちの哲学)

「松竹梅」

今では、縁起物、また、松コース、竹コースなどランク付けで使われたりします。

しかし、この中には、先人たちの哲学が隠されています。

 

本来の松竹梅の意味は、

「つらい時こそ、青々と立っていよう、
春が来ることがあれば、一番に花を咲かせよう。」

という意味で使われています。


それは、松や竹は、冬の寒さや風雪に耐え、緑を保ち続けます。
冬が終わりに近づくと、いち早く寒い中でも花を咲かせる梅だからそうです。

昔の人は、今のコロナの状況など比にならないくらい、
つらい出来事がたくさんあったでしょう。

そういうつらい時こそ、松や竹、梅のようにありたいと願っていたのでした。

お茶の先生

ビジネスや人生でつらい状況の時は、先人たちの哲学が役に立ちます。

 

茶道の先生の教え(経営にも実践できる哲学)


ここでは、私の茶道の先生が話した言葉の中で、
私が名言だと思った言葉をいくつか取り上げてみました。

 

お茶の先生(名言その1)

不都合な事は、人を鍛える。

茶道をしていく中で、道具が足りない、粗相をした、
嫌な客に出会ったというような状況が発生します。

でも、そういうことこそ、人が成長する要素となるのです。

不都合な事は、むしろ歓迎すべき事なのです。

 

お茶の先生(名言その2)

茶道は、シンプル。相手を思いやれば、自然と合理的になる。

茶道は、手前の順序、作法など煩わしいと思われがちです。

でも、茶道は、シンプルなのです。

どんな相手に対しても、誠心誠意尽くす。

そういう風に、ただ単にお客のことだけを考えいった結果が、今の茶道なのです。

だから、作法や順番など難しく考えるのではなく、
お客のことを考えさえすれば、結局の所、今の形に行き着くのです。

 

お茶の先生(名言その3)

人生で大事なものは、全てタダ

笑顔があれば、茶席の場が和む。

そういった人生に本当に大事なものは、全てタダなのです。

多少、見栄えが悪い人でも、笑顔があれば良いのです!

 

お茶の先生(名言その4)

オール5ではなく、0でも1つだけ飛び抜けていたほうが良い。

オール5を目指すのではなく、例え、他のことが0であろうとも、
1つだけでも抜き出たものがあればそれで良い。

 

お茶の先生(名言その5)

自分という核を持てば、怖いものはない。

人からの批判や炎上、悪口を言われて落ち込んだりするのは、まだまだ人間ができていない証拠。自分というものがしっかりできているのであれば、人から批判されても落ち込むことはありません。自分自身に核がないからこそ、他人の声に左右されてしまうのです。お茶とは、人格形成の場でもあり、本質を知ることが大事なのです。他人から攻撃されても、プラスにするようになりなさい。消化して、さらに昇華するのです!

 

お茶の先生(名言その6)

相手を感動させようと思うな。

相手を感動させようと考えること自体が、そもそもの間違い。その人のためにと思ってやったことが、最終的に感動につながる。趣向や道具、料理を凝らして、ごまかすのではなく、基礎を大事にして、美味しいお茶を出すことに専念しなさい。

 

以上、私のお茶の先生から教えていただいた言葉でした。

80近くになる先生は、エネルギッシュで、お茶のことしか考えていません。

哲学、料理、生き方、薬学、書、着付け、能など
茶道に関するあらゆるものに精通してます。

お茶の先生のお宅に、茶事で泊まらさせていただくことはありますが、
若いみんなが疲れ眠っている中、夜中の2時まで書き物をしていたり、
次の日の献立を考えたりしています。

そういう師匠のような方の生き様を見ることで、
人は成長していくことができるのだと感じる日々です。

 

先人たちに教わる人生哲学、経営哲学

お茶の先生が言うには、やはり、昭和の戦後と戦前の人たちでは、
色々と考え方が大きく変わるようです。

私自身も、本を読む中で、昔の人と今の人とでは、
根本的な考え方の違いに差があることに気づきました。

こちらの本は、私が読んだ本の中でオススメの本です。

昔の人が、何を感じ、どう考えていたのか知ることは、
悩みの多い現代社会への答えをもたらしてくれすはずです。

 

修身教育

「修身教授禄」は、昭和12年3月~昭和14年3月までの2年間の実際の講義をまとめたものです。当時の先生が学生にどのように人生について、教育について教えていたのか非常にためになる本です。

 

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