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データで見る海外に住む日本人数と日本人起業状況(2022年度検証)

海外に住む日本人数と人気の滞在国ベスト7

前回は、日本にいる外国人数を調べましたが、今回は、どのくらいの
日本人が、海外に住んでいるか気になり調べてみることにしました。

分析データについて

外務省が発表している海外在留邦人数調査統計に基づき、分析しました。

 

2021年10月時点で海外に住んでいる日本人は,134万4900人です。

日本人の100人に1人が海外で生活していることになります。

 

1989年(平成元年)と比べると、年々、海外で暮らす人の数は増加しています。

(参照:外務省 海外在留邦人数調査統計

日本人が住んでいる上位国を見てみると、

総合国名在留邦人数人口人口に占める割合
1位アメリカ42万9889人3億3100万人0.13%
2位中国10万7715人14億200万人0.007%
3位オーストラリア9万3451人2550万人0.37%
4位タイ8万2574人6980万0.12%
5位カナダ7万892人3801万0.18%
6位英国6万3653人6722万 0.09%
7位ブラジル4万8703人2億1260万人0.02%

 

日本人が住んでいる国としては、アメリカが圧倒的にナンバー1です。

2位の中国も日本人が多い国ですが、中国全体の人数に比べるとほんの僅かです。
3位のオーストラリアは、人口の割に日本人が住める割合が最も多い国でもあります。

 

日本人がいない国

ツバル、ナウル、ニウエ、ドミニカ国、バチカン、エリトリア、ギニアビザウ、サントメ・プリンシペ、西サハラが日本人が全く住んでいない国のようです。ちなみに、南極には31人の日本人が住んでいるそうです。(2021年10月時点)

さらに詳しく

驚くのが、海外に在住している日本人の多くが特定の大都市に集中していることです。アメリカだと、ロサンゼルス都市圏になんと67,107人。タイ在住の日本人のなんと72%59,744人バンコクに住んでいます。

 

海外で起業している日本人の数

次に、どのくらいの日本人が海外で起業しているのか気になり数を調べてみました。

世界中に日本企業の拠点数は、80,373あるそうです。(2020年10月時点)
(参照:外務省海外進出日系企業拠点数調査

上記数字の中には、日本企業の海外支店、日本企業が
100%の出資で作った現地法人、合弁企業なども含まれます。

ただ、今回は、その中でも、日本人が海外に渡って興した企業
(日本人の出資比率10%以上)に絞って、もう少し詳細を見ていきたいと思います。

 

日本人が海外に渡って興した企業は、4997社です。

(参照:海外進出日系企業拠点数調査

このグラフを見ると、個人が、現地で起業している
ケースだと意外に、ばらけていることが分かります。

しかし、これが、日本の海外支店や合弁会社となると話は別です。

海外進出している企業の約7割がアジアに集中しています。

 


また、個別にデータを見ていくと、

日本人が海外に渡り起業した国で最も多いのは、アメリカで870社

アジアで言えば、中国の377社
ヨーロッパだと、ドイツが247社
南米は、なぜかパラグアイが飛び抜けて239社と多いのが印象的です。

外務省のデータによる特にアジアで区分不明と分類されているケースのものが多くあり、この中に日本人が会社を起こしている可能性もあります。恐らくは、外務省のデータよりももっと多いものと思います。あくまで参考までにしてください。

 

海外は、まだまだ未開拓だらけの国(ニッチなマーケット)が
たくさんあるということが分かりました。

また、世界には、日本人が誰も住んでいない国さえあります。

そんな国に住むことができれば、その国に住む
たった1人の日本人になることさえ可能です。

 

私の感想

こうしてみると、海外に134万4900人も日本人が住んでいますが、実際に、現地で起業している日本人は、思っていたよりも少ないです。
(逆に、その分、まだまだチャンスがあるといえるでしょう!)

 

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