日本人留学生の動向と人気留学先ベスト7
大人気データで見るシリーズです。(と勝手にシリーズ化しました。(笑)
前回は、海外の在留邦人数と起業家人数を調べました。
今回は、どのくらいの日本人が海外に留学しているのか気になり、
また調べることにしました。
重要ポイント
語学力は、海外ビジネスや移住するに当たり、最重要課題です!
分析データについて
JASSO: 日本の大学に所属する大学生を対象とした調査
(統計期間:2018年4月1日~2019年3月31日)
JAOS: 留学事業者42社を対象にした調査
(統計期間:2018年1月1日~2018年12月31日)
2018年度、海外に留学した日本人は,約20万人。
明確なデータがないため、JAOSがJASSOのデータとJAOSの数値に基づき、おおよその留学生数を導いた数値です。外務省のデータによると、2018年度の留学・研究者数は、180,406人となっています。
日本人に人気な留学先は、こちらです。(人気留学先ベスト7)
総合 | 留学先 | JAOS統計 | JASSO統計 |
---|---|---|---|
1位 | アメリカ | 17,642人 | 19,891人 |
2位 | オーストラリア | 16,426人 | 10,038人 |
3位 | カナダ | 13,725人 | 10,035人 |
4位 | 英国 | 6,480人 | 6,538人 |
5位 | フィリピン | 8,232人 | 4,502人 |
6位 | 韓国 | 2,075人 | 8,143人 |
7位 | 中国 | 1,702人 | 7,980人 |
日本人留学生の8割は、英語圏への留学になります。
JAOSのデータによると、留学生の55.7%が3ヶ月未満の短期留学です。
(キャリアアップを目指す個人や企業の研修での短期留学が増えているそうです。)
英語以外の語学学習
私としては、あえて、英語ではなく、他言語を学ぶということを提案したいと思います。
なぜなら、圧倒的に英語を学ぶ日本人が多く、英語ができるから
と言ってもあまり他の日本人と差別化を図ることが出来ません。
また、外国人が日本に来て、日本語ではなく英語で話すとどうでしょうか?
必ずしも世界中で英語が通用するというわけではありません。
英語圏以外の国でビジネスをする場合は、
その国の言葉で話したほうが、圧倒的に有利になります。
英語が、約80カ国の国で約3億3500万人に使われているのに対して、他の言語は、
言語 | 話者数 | 母国語、公用語、第2言語としている国 |
中国語 | 約13億7000万人 | 中国、台湾、シンガポール |
ヒンディー語 | 約4億9000万人 | インド、フィージー |
スペイン語 | 約5億7700万人 | スペイン、南米諸国など21カ国 |
アラビア語 | 約2億3500万人 | 中東、北アフリカなどなど27カ国 |
フランス語 | 約2億3000万人 | フランス、スイス、ベルギー、カナダ(ケベック州)、西アフリカなど29カ国 |
こうしてみると、必ずしも、英語を学ばなくてもいいかと思います。
むしろ、ビジネスをする国を定めているのであれば、
英語より、その国で使える言葉を学んだほうが良いのです。
ココがポイント
あえて、英語以外の言語を学び、差別化を図る。
私の体験
かく言う私は、英語ではなく、フランス語を選んだ人間です。そもそも、高校時代、英語が苦手で、今から頑張って学んでも、他の人に勝てないと思ったからです。それなら敢えて、別の言語で勝負しようとフランス語を選びました。結果的に、フランス語を選んだことで、差別化ができ、今の仕事に活かされています。もし英語を選んでいたら、上手くいくことはなかったと思います。
さらに詳しく
語学の習得には、初心者レベルから始めて、大学進学、就職、ビジネスに使えるレベルになるためには、だいたい1年半から2年は掛かります。日本に留学している外国人も、日本語習得にそのくらいの年月を掛けています。また、その国の文化を理解するためには、最低でも1年は必要だと思います。
留学方法
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【夢カナ留学

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