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【簡単ネットショップ制作】Shopifyで外国人向け商品販売サイト作成。(実例と利用者の声)

外国人向けのネットショップサイトの作り方

外国人向けのサイト作り:5万円以下でのHP作成という記事で、
起業のためのサイトの作り方を少し紹介しました。

ただ、ここで紹介したのは、あくまで、会社HPやサービス紹介のための
サイト作りであって、外国人向けのネット販売サイトではありません。

商品販売サイトを作ろうと思うと、一気にハードルが上がります。

商品一覧、顧客管理、在庫管理。特に、ネット販売で最重要課題の
クレジットカードの支払いシステムの導入が非常に厄介だからです。

私の体験談

私も、外国人向けのネット販売サイトを作ったことがあります。ただ、私では、手に負えないので、ベルギー人の優秀なエンジニアに依頼しました。その際、Stripeという決済プログラムを組み込むことになりましたが、少し苦労しているようでした。

 

今回は、そんな決済システムや顧客、商品管理が最初からついている
外国人向けのオンラインショップ運営ができるプラットフォームを紹介します。

 

多言語、多通貨で越境販売に強く、世界175カ国で利用。

2017年から日本でもサービスを展開している
ネットショップ開設プラットフォーム"Shopify"です。

 

多言語化サイトを作れるShopify(ショップファイ)

外国人向けネットショップ制作

 

このShopifyというサービス、ネットショップ開設から実店舗運営サービスを
提供する2006年創業のカナダ発のコマースプラットフォームになります。

Shopifyについて

  • 175カ国以上で展開。世界で100万ショップ以上が利用
  • Visa、Mastercard、American Expressなどのクレジット決済機能完備
    (その他、Paypal、ビットコインなど100種類の決済方法に対応)
  • 50以上の多言語に対応
  • 顧客管理システム
  • 在庫管理システム
  • マーケティング&SEO機能
  • Facebook、Instagramなどとの連携でマルチチャネル販売も可能
  • 世界最高峰の安全基準を備え、安心の日本語サポート体制

といった機能がついており、1からサイトを作るより非常に便利です。
(一昔前なら、サイト制作会社に依頼すると100万円以上は軽く超えていました。)

 

Shopfyの利用プラン(月額)

  • ベーシック :29ドル / 月
  • スタンダード:79ドル / 月
  • プレミアム:299ドル / 月

プランの違いは、何かというと、上位のプランに行くほどアクセスできる
スタッフ数が増えることと、多少、クレジットカード手数料が安くなるくらいです。
(あと、レポートがあるかないかということです。)

最初は、ベーシックプランで試してみると良いかと思います。

 

どのプランも初期費用は無料。

さらに、14日間の無料トライアル。

どんな感じか試してみて、気に入らなければ、キャンセルすることも可能です。

 

Shopifyで作られているHP事例

海外への販路拡大、商品販売を考えている方、
Shopifyを試してみると面白いかもしれません。

 

Shopifyのサイトはこちら

 

利用者の声(知り合いの経営者)

Shopifyは、非常にオススメです。Shopifyを使い始めたのは、今から2年前です。それまでは、自社サイトで運営していましたが、サイトの修正ごとにエンジニアにお願いしないといけませんでした。使い勝手がよく、スタッフでも簡単に操作ができ、非常に楽です。自社サイトからShopifyに変更した当初は、売り上げが少し減りましたが、すぐに売り上げが伸びていきました。 予約サイトも作ることができ、Shopifyで予約したい時間帯を選択して決済、自動的に予約された時間帯は予約で埋まる感じになります。Shopifyは自由度が高く、いろんなことができるので便利ですね。どちらもHubSpotに連結させて使っています。

 

やるなら自社サイト?ECモール?

海外に商品を販売する方法としては、自社でECサイトを作り、販売していく方法と楽天のようなECモールで外国人向けに販売していく方法があります。ECモールに出品するほうが楽ですが、ただし、もし、利益率を高めたり、自社ブランドを育てていきたい場合は、今回のShopifyのようなサービスを使いサイトを作ることをオススメします。

私の感想

私が、起業した10年前は、こんなサービスはありませんでした。今は、ワードプレスもあるし、無料でかなりの精度の翻訳ツールや今回のようなネット販売のプラットフォームが出てきました。どんどん手軽に海外ビジネスができる環境が整いつつありますが、逆に言えば、競争相手も今後、ますます増えてくるということにもなります。早めに参入したほうが良いですね。

 

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