グローバルな視点を持てば、世界も変わる!
ちょっと世界に目を向ければ、新しい視野が開けてくる。
国を跨げば、チャンスも増える。
今回は、そんなビジネスチャンスのお話です。
国境が陸続きで接しておらず、単一民族である日本では、なかなかグローバル的な発想が生まれません。海外ビジネスに使える外国人のマインドを学んでみましょう。
スイスで給料倍増計画
私の友人のフランス人が使っている手法です。
(また、スイス・ジュネーブで働く人がよく利用しています。)
国境を跨いだテクニック
給料が高いスイス(ジュネーブ)で働き、家賃が安いフランスに住む。
スイスは、世界的に非常に物価が高い国の一つです。
スイス連邦
人口:865万5000人
一人あたり名目GDP : 87,367USドル
フランス共和国
人口:6532万人
一人あたり名目GDP : 40,299USドル
同じヨーロッパの国でお隣同士と言えど、1人あたりの名目GDPが倍近くも違います。
少し国境を越えるだけで、
スイスとフランスとの違い
- 平均給料 スイス:5,725 €、フランス:2,157€
※1€=130円(2022年1月時点) - 家賃 スイス:約24万円、フランス:約10万円
(参考:アパート、2部屋(48m2)
※家賃は、スイス・ジュネーブと、フランスは、その周辺都市 - ビックマック価格 スイス:7.54USドル、フランス:4.52USドル
ビックマック指数より
と、こんなに大きな違いがあります。
しかし、地理的には陸続き、フランスの国境付近の街から
スイスのジュネーブの街に行くまで車でたったの30分程度。
そんな国の格差を利用して、給料が高いスイスで働き、物価の安い隣国(フランス)に
住むという手法を使えば、家賃、食費は安く、かなりお得なのです!(まるで魔法)
ポイント
物価、GDPが高い国で働き、生活費が安い国に住む。
少し応用すれば、日本でネットビジネス、家賃収入などの収入を得つつ、物価が安い東南アジアに住むということもできますね。
他にも、GDPが高い国で、同じような手法が使えそうな国は、こちら。
出典・参照:IMF(International Monetary Fund)
2020年、日本の世界の1人当たり名目GDPは、世界24位まで低下しています。
(1980年代には、アメリカと一人あたりGDPと同じ程に迫った時期もありました。)
他にもこんなチャンスがある。
今回の話は、何も地理的な要素だければなく、
国家間の違いは、様々ことで応用できます。
国境を越えたビジネスチャンス
- 時差を利用したビジネスチャンス
(アメリカ人が寝ている時に、インド人が仕事する。) - 北半球と南半球の季節の違いを利用したビジネスチャンス
(オーストラリア人が、冬場に日本のスキー場に来る。(現地は、夏)
(日本で季節外れになった夏服を、南半球の国に売る。) - 物価の違う国に物を売る(あるいは、仕事する)
(富裕層が多い国に、高く物を売る。) - 食文化や宗教、風習の違いを利用したビジネス
(日本で取れたナマコを珍重されている中国の富裕層に高く売る。) - 法律、税制が違う国を利用したビジネス
(法人税が安いタックスヘイブンなどに会社を作る。) - テクノロジーやサービス普及度の違いを利用したビジネス
(まだ普及していない国に商品やサービスを売り込む)
さらに詳しく
国際結婚や移民政策が進んでいる欧米では、両親のもともとの国籍が違うのも当たり前。2つの国に親戚がいたり、2ヶ国語を話せるという環境。また、2重国籍を持っている人もいて、旅先によって、パスポートを使い分ける人までいます。そうした環境が、自然とグローバルな思考を育みます。
このように、少し海外に目を向ければ、国ごとに違う事情があります。
そして、そこに大きなビジネスチャンスが眠っています。
是非、グローバルマインドを身に着けてみましょう!