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アメリカのスタートアップ企業ランキング(上位5社)【ビジネスアイデア】

スタートアップ企業ランキング(アメリカ編)

前回のコラムで、スタートアップランキングの調査に基づき、
世界のスタートアップ企業のランキング(上位5社)を紹介しました。

今回は、起業大国アメリカに焦点を当てて、ランキング
上位のスタートアップ企業を見てみようと思います。

 

まず、アメリカは、世界に名だたる起業国家です。

現在、我々が使っているサービスの多くはアメリカで生まれたもの。
(Amazon、Facebook、Apple、Windows、Uber Eat、Youtubeなどなど)

 

フォーブス世界長者番付・億万長者ランキング(2021年版)

順位名前国籍会社資産
1位ジェフ・ベゾスアメリカアマゾン1770億ドル
2位イーロン・マスクアメリカテスラ、 SpaceX1510億ドル
3位ベルナール・アルノーフランスLVMH1500億ドル
4位ビル・ゲイツアメリカマイクロソフト1240億ドル
5位マーク・ザッカーバーグアメリカFacebook970億ドル
6位ウォーレン・バフェットアメリカバークシャー・ハサウェイ960億ドル
7位ラリー・エリソンアメリカオラクル930億ドル
8位ラリー・ペイジアメリカGoogle930億ドル
9位セルゲイ・ブリンアメリカGoogle890億ドル
10位ムケシュ・アンバニインドリライアンス・インダストリーズ845億ドル

(参照:フォーブス世界長者番付・億万長者ランキング

世界の長者番付の上位10人のうち、なんと8名アメリカ人です。

 

スタートアップ企業 アメリカランキング 上位5社

こちらが、Startup Rankingが算出したアメリカのランキング上位5社
(2022年2月時点)

スタートアップランキング(アメリカ編)

 

ランキング
(世界ランキング)
スタートアップ企業SR Score
1位
(8位)
Instacart87,198 pt
2位
(10位)
HackerRank87,170 pt
3位
(16位)
Knoji85,659 pt
4位
(19位)
PushBullet85,251 pt
5位
(26位)
Branch Metrics84,993 pt

(Startup RANKING、また、査定方法に関しては、こちらの記事を御覧ください。)

Startup RANKINGには、70,833社のスタートアップ企業が登録しています。
上位5社が、どんな会社か見ていきたいと思います。

 

ランキング 1位 Instacart (世界ランキング8位)

スタートアップランキングのサイトの中では、アメリカで1位
(世界第8位)として評価されているのは、この会社。

 

Instacart

Amazonの元従業員Apoorva Mehtaにより2012年に設立。食料品を当日中に届るサービス。住まいの地域にいる個人ショッパーが食料品を集荷・配達し、ショッパーがお客のお気に入りのお店を訪れ、最短1時間で配達します。(Instacart

Uber Eatの食品配達版のようなもののようです。
今のコロナの時代には、適している気がします。

2017年3月、セコイア・キャピタルによって、設立後、
たったの5年で企業価値約34億ドルと評価されました。


日本でも2017年4月から、Amazonがスーパーのライフと提携し、
Amazon ネットスーパーという少し似たようなサービスを提供しています。

 

Amazonネットスーパー

新鮮な野菜、精肉、果物など生鮮食品をオンラインで購入でき、最短約2時間で配達するサービス。最低注文金額は4,000円からで、 1回の注文が4,000円以上の場合は390円のフレッシュ配送料がかかります。 10,000円以上で配送料が無料になり、 1時間ごとの届け時間帯を選んだ場合は、追加料金500円(合計890円)の配送料がかかる仕組みです。(現在は、まだ地域限定のサービスで、関東圏、愛知県、大阪近辺で利用ができるようです。)

その後、楽天や大手スーパー(イトーヨーカドー、イオンなど)が、
どんどんこのネットスーパービジネスに参入しています。


また、Uber Eatも、2021年12月15日Uber Eats Market(ウーバーイーツ マーケット)
というInstacartと似たようなサービスの第一号店「日本橋兜町店」を作り、現在、
展開を始めているところです。

数年後には、日本で大きな変化があるかと思います。

 

ランキング 2位 HackerRank (世界ランキング10位)

HackerRank

世界中のエンジニアが面白いパズルを解いたり、プログラミングの問題にチャレンジしたり、ゲームボットをコーディングしたり、現実世界の課題を解決するために協力し合うためのソーシャルプラットフォームです。(HackerRank

全世界のプログラマーと競い合え、ランキング機能もあります。

また、単にプログラムの問題を解くだけではなく、
求人サイトが組み合わさっているという点が面白いです。

 

ランキング 3位 Knoji (世界ランキング16位)

Knoji

月間300万人以上の買い物客が購入前にリサーチするショッピングのナレッジハブ。Knoji

日本でも、昨今、食べログの評価を信頼できないという人が増えているというニュースが
ありましたが、アメリカでもレビューに不信感を抱いている問題があるようです。

それを解決するために出来たのが、このKnoji

購入したものについてのレビューを共有できるオープンなスペースを提供。

同じ考えを持つ買い物客や愛好家、インフルエンサーとつながることができ、
信頼できる環境で簡単に製品を見つけることができます。

また、何百もの小売業者の何千もの製品の価格を追跡し、
最安値を提示したり、価格の比較が可能です。

 

ランキング 4位 PushBullet (世界ランキング19位)

PushBullet

スマートフォンとPCでファイル・メッセージ・リンクを相互にプッシュ送信できるWebサービス。(PushBullet

Pushbulletを使えば、携帯電話、タブレット、コンピュータの間のギャップを埋め、
より良い連携を可能にします。携帯電話の通知をパソコンで見たり、デバイス間で
リンクやファイルなどを簡単に転送したり、これまで困難または不可能だったことを
簡単にすることで、時間を節約することができます。

 

ランキング 5位 Branch Metrics (世界ランキング26位)

Branch Metrics

2014年に創業。モバイルアプリ向けのマーケティングソリューション。Branch Metrics

ブランチ社は、業界トップレベルのモバイルリンクプラットフォームを提供。

企業がすべてのプラットフォーム、デバイス、チャネルにおいて、エンドユーザー獲得、
エンゲージメント、マーケティング測定を総合的に効率化できるよう支援しています。

また、アプリの売上増加につながる機能を提供。

 

以上、アメリカのスタートアップ企業、上位5社でした。

たった数年で、企業価値が数千億円になるなど、
さすが、起業大国アメリカと言えるでしょう。

そんな夢があるから多くのビジネスが、日々生まれているのだと思います。

 

アメリカの起業が分かるオススメ本・動画

日本とは違うアメリカの起業事情が分かります。こんな本を読んでいると、起業したくなります。是非、テンションを上げたい方は、読んでみてください。

あと、少しバカっぽいところはありますが、「シリコンバレー(31日間:無料視聴) 」というアメリカのドラマも面白いです。

私の感想

アメリカのInstacartが日本に来る前にUber Eat Marketがシェアを押さえるか?あるいは、その他の会社が勝ち残るか?アメリカに押されっぱなしではありますが、日本でも海外に通じるビジネスが生まれたらと思います。頑張れニッポン!

 

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