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なぜ、日本人と外国人の考え方は違うのか?(人付き合い、嗜好、宗教観、美的感覚の謎)

日本人とは違う思考回路を持つ外国人

外国人の考え方

日本人の常識は、海外では通じないことがあります。

そもそも、考え方すら違うので、日本人の考え方で、
彼らと接するのではなく、彼らの考え方を知る必要があります。

 

コロナが始まり、マスクを付けなければいけない時、
欧米人はマスクを着けることに拒否反応を示しました。

 

こちら、各国の国民性を表す面白いジョーク表現です。

国民性をよく表すジョーク

  • アメリカ人には、「マスクを着ける人は、ヒーロー」だと言え。
  • イギリス人には、「マスクを着ける人は、紳士」だと言え。
  • ドイツ人には、「マスクを着けるのは、ルール」だと言え。
  • フランス人には、「マスクを着けるな」と言え。
  • 日本人には、「みんな、マスクを着けている」と言え。

こう言えば、みんなマスクを着けるというジョークではありますが、
意外にそれぞれの国民性を表している的を得た表現だと思います。

私の体験

実際に、私の知り合いのフランス人。マスクなんて着ければいいと思うのですが、着けたら負けと考えているのか、頑なに着けようとしません。逆に、着けないでいる自分を誇らしく思っている感さえあります。私には、理解不能です。(あくまで一部の人で、全員ではありません。)

 

なぜ、こうも考え方が違うのか?

外国人の考え方を理解することは、ビジネスにおいても非常に重要です。

今回は、日本人と外国人との違いを解き明かしていきたいと思います。

 

日本人と外国人の違い

日本人と外国人との違いを考える上で、
まず、様々な要素があることを知る必要があります。

日本人と外国人の違い

  • 人との付き合い方
  • 美的感覚
  • 宗教観
  • 遺伝的特徴(味覚、聴覚、身体的能力)

 

人との付き合い方

「和を以て貴しとなす。」

聖徳太子の定めた十七条憲法の第一条にある文面です。

日本人は、古来より、このを非常に大事にしてきました。

和を乱さないようにするために、極力、人との喧嘩などを避けて、
誰にでも八方美人で、本音を言うことはありません。
(日本独特の本音と建前は、外国人には理解できない考えです。)

 

一方、外国人(欧米人)は、個性を非常に重要視します。

付き合いたい人と付き合い、嫌いな人とは関わろうとしません。

そのため、何を考えているか分からない、意見をはっきり言わないと
外国人(欧米人)と付き合う上で不利になります。

 

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私が少しびっくりした例です。ある日、私の友達のフランス人が、新しく友人になったフランス人のことを大絶賛していました。1週間後、その友達はどうしたのと聞いた所、「あいつとは、気が合わなかったので、友達じゃない。」とそれっきり。あまりの極端さにびっくりしました。離婚に関しても同様で、愛がなくなったからという理由で、すっぱりと離婚する。だらだらと人間関係を続けることがないようです。人間関係を非常に大事にする一方で、自分と合わない人の切り捨ても非常に早いのです。

 

美的感覚

ヨーロッパ庭園(左右対称)

日本人と外国人との美的感覚にも違いがあります。

例えば、

日本人は、侘び寂びなど、質素なもの、古びたもの、欠けていたり、
どこか不完全なものを好きになる美的感覚を持っています。
(満月より、雲に隠れた三日月が好きなのです。)

欧米人は、左右対称で完璧な形を好みます。
(ヨーロッパのお城の庭園は、まさに左右対称で造園されています。)

 

また、好きな色なども、国によって違ったりします。

 

外国人向けのビジネス場合、パッケージングやサイトデザイン、色使いなど
それぞれの国にあった美的感覚を用いていく必要があるでしょう。

 

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日本人は、金髪に憧れますが、欧米人の男性は、アジア人の黒髪をエキゾチックだと考えています。黒髪は、日本人女性がモテる理由の一つです。(男性は、あまり人気がありませんが。。(泣)また、日本では、八重歯は可愛いと思われるポイントですが、欧米ではそうではないようです。国によって、好みが変わるので、日本でもてない人が海外でなぜかもてたりすることもあります。

 

宗教観

それぞれの国の宗教観も非常に大事な特徴です。

昔と比べて、信仰心がなくなってきたと言っても、
それぞれの国ではいまだに宗教が根付いています。

 

ヨーロッパの国では、キリスト教の教えに基づき、週末は、休息日です。

ですので、地方都市では、日曜日にはお店が閉まっていたり、
バスでさえ走っていなかったりします。

年中無休の24時間のコンビニがヨーロッパで普及しないのは、
こういったキリスト教の教えが根付いていることが原因のようです。

 

中近東のイスラム教の国々では、いまだに敬虔な教徒が多いです。

豚肉を食べることやアルコールを飲むことも禁止されています。

イスラム教徒相手に飲食ビジネスをする場合は、特に注意が必要です。

豚骨ラーメンは、豚が入っていますし、みりんなどの調味料の中にも、
わずかにアルコールが入っていたりしますので、注意しておかないと
大きなトラブルに発展することがあります。

中近東出身だけではなく、欧米諸国にも、移民した人などイスラム教徒は非常に多いです。ですので、イギリス人、フランス人、アメリカ人と言った括りではなく、きちんと信仰している宗教も確認しておく必要があります。

 

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日本人は、無宗教と考えている人が多いのですが、私は、違うと思っています。日本人は、知らず知らずのうちに、神道の教えを実践しています。例えば、日本人の世界に冠たるきれい好きなのも、神道のケガレを嫌う教えから来ています。また、モノ作り大国としての日本の評判は、どんな物にも神様が宿るという八百万の神信仰により、製品に魂を込めてきた結果でした。キリスト教やイスラム教は、一神教であり、物に神が宿るという考えはありません。でも、日本には、仏像、山、木、石、なんでも神様が宿るという考えがあります。外国人には、理解されない考えです。

 

遺伝的特徴(味覚、聴覚、身体的能力)

これは、想像すらできないのですが、遺伝的な特徴で、
味覚、聴覚などが日本人と外国人では違うことがあります。

例えば、

欧米人は、日本人よりも基礎体温が高く、平均体温は37度超え、
日本人は36.2度前後という研究データがあります。

このため、冬なのに半袖を着ている欧米人を日本で見かけるのは、
この基礎体温が高いからです。(逆に、暑さには弱いです。)

 

また、味覚も、日本人と海外の人とでは、異なります。

海外進出した日本の企業が、外国人の味覚に合わせるために、
努力したということが分かる下記、書籍は興味深いです。

外国人の味覚の違い

海外で大きな可能性を秘めている日本のお菓子。しかし、日本のお菓子をそのまま持っていくのではなく、いかに現地の人の舌に味を合わせていくのかが重要な課題のようです。日本企業が、どのように海外へ進出していったのかが分かります。

 

この他、外国人が注目する日本の骨董(古美術)日本人から失われる感性という
コラムでも紹介しましたが、欧米人にとっては、虫の音色はうるさいだけだそうです。

 

以上のように、日本人と外国人とでは、言葉が違うということだけではなく、
そもそもの思考回路、考え方、宗教、五感自体の感じ方も異なっています。

外国人とビジネスをする際は、日本人の常識で考えるのではなく、
こういったことにも注意してよく知ることが大事です。

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