本格的な禅修行ができるおすすめ禅寺３選【スティーブ・ジョブズ氏が愛した禅】

禅修行ができる禅合宿所３選

海外では、Zen（禅）＝クールというイメージがあります。

アップルの創業者、スティーブ・ジョブズも禅の信奉者でした。
（詳細は、ブログの後半に書きます。）

海外の起業家、経営者で禅を実践している人も多いです。

そんな禅ではありますが、実際に実践している日本人は少ないと思います。

このコラムでは、日本で本格的な禅修行（合宿）ができる禅寺（3選）をご紹介します。

太陽寺（埼玉県・秩父）

東京の池袋から電車で約1時間30分。西武秩父駅からバスでおよそ1時間。
（西武秩父駅までは、迎えのバスがあります。）

禅とヨガを組み合わせているためか、女性の比率が非常に多いです。
（私が、参加した時は、女性8：男性2の割合でびっくりしました。
また、20代の人など比較的若い人が多かったです。）

宝泉寺禅センター：京都府・亀岡市

京都駅からだと、山陰本線各停園部行で40分ほど。

まだ、参加したことがないので、ここではコメントを控えます。

ただ、非常に良心的な価格帯で、いつか参加したいと思ってます。

安泰寺：兵庫県美方郡

兵庫県の浜坂駅（山陰本線）が最寄り駅のようですが、
訪問するには、かなり大変そう。（だからこそ、貴重です。）

TVでも、何度か取り上げられている有名な禅寺です。

多くの外国人修行者がおり、3年間修行するのを前提に受け入れをしたり、
自給自足の昔ながらの修行スタイルを採っている本格派の禅寺です。

古き日本の禅の本質に迫ることができるでしょう。

スティーブ・ジョブズと禅との関係

スティーブ・ジョブズが、禅に傾倒していたというのは有名な話ですが、
彼が師として仰いでいたのが、曹洞宗僧侶、乙川弘文師。

乙川師は、福井県の永平寺で3年に及ぶ修行を積み、
1967年、僧侶・鈴木俊隆の招きでアメリカ合衆国に渡っています。

いつからスティーブ・ジョブズと知り合ったかの具体的な年は分かりませんが、
1970年代にカリフォルニア州の禅センターに通って、乙川師と出会ったそうです。

スティーブ・ジョブズは、1955年生まれなので、おそらくは、20代前半。
（アップルの創業が、1975年なので起業前後でしょう。）

スティーブ・ジョブズが、2005年スタンフォード大学で行った有名な演説の中で、

「私は毎朝、鏡の中の自分に向かって、『今日が人生最後の日だったとしたら、
今日の予定をやりたいと思うだろうか』と問いかける。『ノー』の日が続いたら、
何かを変えなければいけない」

と、述べています。

ここにも、禅の思想があったことを思わされます。

アップル社を1985年に一時、追放されたスティーブ・ジョブズが
次に作った会社、NeXT社の宗教指導者に乙川師を任命しています。

禅がスティーブ・ジョブズの起業人生に、
大きな影響をもたらしていたことは確かでしょう。

人生、起業も、このように突き進みたいものですね！