国際結婚(国籍と人数)
日本人の結婚件数が、年々低下していく中、
国際結婚の件数はどうなっているのか調べてみました。
(参照:政府統計の総合窓口より)
日本人同士の結婚件数は、1972年の1,099,984件をピークを迎え、年々、減少。
一方、国際結婚件数は、徐々に増えていました。
しかし、国際結婚件数も、2006年の44,701件をピークに減少しています。
私の感想
個人的には、国際結婚は、日本人女性と外国人男性が結婚するイメージがありましたが、2000年まで、日本人男性と外国人女性が結婚するケースの方が圧倒的に高かったようです。
こちら、日本人男性が結婚した外国人女性の国籍(割合)です。
次に、日本人女性が結婚した外国人男性の国籍(割合)です。
私の感想
日本人男性の場合、アジア人女性との結婚がほぼ90%を占めていますが、日本人女性の場合、アジア人だけではなく、欧米人との結婚も多く、かつ、幅広い国籍の人と結婚しているということが分かります。
フランス人の恋愛事情とフランス人男性から見た日本人女性の魅力
フランス人の証言について
私の友人は、もともとが日本好きな人が多いため、考えに偏りがある可能性があります。また、すべてのフランス人に当てはまるわけでもありません。
フランス人男性からの証言①
日本人やアジア人の黒髪は、エキゾチック。特に、日本人女性は、大和撫子というイメージがあります。フランス人女性は、気が強く、自己主張が強いので、私は疲れてしまいます。一方、日本人女性は、男性を立ててくれるので、気が楽です。
フランス人男性からの証言②
日本人女性と付き合う時の嫌な点は、嫉妬深いこと。浮気されないか心配され、束縛されてしまうのに疲れてしまう。もっと自分を信用して欲しい。
フランス人男性からの証言③
私は、同年代(20代)の日本人とは合わない。自分自身の意見がなく、デートの場所を聞いても、私任せ。精神年齢が低いように思います。だから、10歳くらい年上の女性の方が、自分自身の意見がしっかりあり、大人の女性なので付き合いやすい。
という話をこれまで聞いてきました。
フランス人が年齢関係なく、付き合うのはよく聞く話です。
なぜなら、日本のような年齢を重視する考えではなく、
個を大事にするからです。
だから、その人が魅力的な考えや意見を持っていれば
年の差が10歳あると関係なく付き合えます。
さらに詳しく
現フランスの大統領、マクロン大統領の年の差婚も有名な話です。マクロン大統領が、奥さんに出会ったのは、15歳の時でした。しかも、奥さんは、当時、通っていた高校の教師、ブリジットさん(当時39歳)。家族からの反対にあいながらも15年の交際を経て、30歳の時に、ブリジットさんと結婚。年の差は、なんと24歳。
外国人との離婚問題、離婚率
国際結婚をすると離婚率が高いという話を聞きます。
ただ、これは、何も、国際結婚に限らず、海外では離婚率は非常に高いです。
また、日本も、海外と同じくらい高い離婚率になってます。
離婚率は、主に2018-2019年の統計です。フランスのデータは、同性婚も含んだ数値です。(参照:国際連合「人口統計年鑑」より)
こちらは、国際結婚による離婚率。
国際結婚による離婚率
2019年度の国際結婚の離婚率は、48.6%
確かに、高い数値ではありますが、海外においては、平均的な数値。
日本人同士でも、最近は離婚率35.4%と高いため、必ずしも、
国際結婚だから、離婚する確率が高いとはいえません。
国際結婚した女性の声
私は、フランス人と結婚しましたが、周りの同じ日本人の奥さんから聞くのは、やはり、最初の2年-3年がポイントだという事です。この期間を越えると、結婚生活も安定します。ただ、最初は、慣れない地で、知り合いも少なく、頼れるのは旦那しかいない状況です。
国際離婚問題
フランスに留学して驚いたのが、家族関係が複雑な家庭が多いということです。
両親は、共に再婚同士。前の旦那や奥さんの子供もいて、
さらに二人の間に生まれた子供が一緒に住んでいたりします。
でも、フランスでは、当たり前の環境なので、子供も普通にその事を話してきます。
(日本では、あまり聞かない話だったので、カルチャーショックでした。)
ただ、両親が離婚したと言っても、以前の奥さんや旦那さんとの関係は良好で、
夏休みに、母親が子供を父親(前の旦那)に預けたりしています。
子供の連れ去り問題
アメリカ人女性と離婚した日本人
留学中に知り合ったアメリカ人と結婚しましたが、離婚することになりました。子供の親権や養育費問題を巡り、アメリカで裁判中。財産をかなり持っていかれた上、とんでもない養育費を請求され、弁護士費用も馬鹿になりません。仕事にも集中できず、鬱状態になりました。
「国際結婚」のまとめ
国際結婚の成功体験
フランス留学時代の私の友人(女性)。帰国後、日本の会社で編集者として働いていましたが、仕事は、激務で、大好きなフランスに戻りたがっていました。30代前半、退職し、日本語教師の資格を取り、フランスで教師となることを決意。フランスへと旅立ちました。最初の数年間は、現地で安い給料で働き、文句も言っていましたが、フランス人の恋人を見つけ、結婚。今では、大好きなフランスで幸せな家庭を築いています。彼女にとっては、最良の決断になりました。
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