起業・経営日記

友人と起業するのは止めたほうがいいのか?(成功例と失敗例、私の体験談)

外国人ビジネスパートナーの加入(海外ビジネス:独立編)

前回のあらすじ

独立後、収益を上げるために試行錯誤していた中、偶然にもたどり着いたブルーオーシャン。なんとか起業後、1年で収益が上がるようになりました。無償で手伝ってくれていたフランス人の友人も無事大学を卒業し、ついに会社に加わることになりました。ただ、友人同士で始めた会社、果たして上手くいくのか?

外国人ビジネスパートナーとの出会い

フランス人のビジネスパートナーのMとの出会いは、
大学時代に留学していた留学先の街でのことでした。

最初に勤めた日本の会社を辞めた際に、リフレッシュを兼ねて、
昔の留学先の街を訪れた時のことでした。

 

そこで出会ったのが、当時、高校生だったMでした。

その時は、正直、よくMのことを知りませんでしたが、来年、
日本にワーキングホリデービザを取って来るというので、
「来たら日本を案内するよ。」と言い、日本に戻ってきました。

 

それから数カ月後、Mは日本にやって来ました。

高校を卒業したばかりのMにご飯をおごったり、
バイト探しを手伝ったりしながら友情を深め、
Mは、1年後、母国へ帰国しました。

当時は、私自身、会社を経営することになろうとは全く考えていませんでしたが、
自分のやりたい事をやるためには、自分でビジネスを起こすしかないと思うようになり、
声を掛けてみたのが、帰国して、日が浅い大学生だったMでした。

 

Mを選んだ理由としては、

Mをビジネスパートナーに選んだ理由

  • Mもビジネスや起業に興味があったこと
  • 当時、大学生で、時間があったこと
  • 性格も、真面目でお互いに気が合ったこと
  • 翻訳作業、マーケティングが出来る外国人の人材が必要だったこと

Mが私のビジネスプロジェクトを手伝ってくれたのは、幸運にも、
Mがまだ仕事をしていなかったというのが大きかったと思います。

もし、仕事をしていれば、忙しくて、私を手伝ってくれる時間はなかったはずです。
(Mには、当時、翻訳作業などをお願いしてました。)

最初、遊び感覚で付き合ってくれていたMですが、
その後、利益が出始めて、真剣になり、大学卒業後、
日本で働くという選択肢を取ってくれたのです。

あれから10年が経ちますが、今も、一緒に仕事をしています。

何がどうなるか分からないもので、人との縁は大事にするべきです。

 

私からのアドバイス

今は、学生や無職だったとしても、数年後に大化けする人もいます。肩書などには惑わされずに、自分と合う人と仲よくしていきましょう。

 

アメリカの企業に見る成功例と失敗例

疑問

友人同士の起業は、うまく行かないことの方が多い。

と、世間一般では、言われていることが多いけれど、果たして本当だろうか?

 

実は、そんな事はありません。私が、良い例です!と言いたいところですが、
説得力がないので、もっと良い例を見てみましょう。

 

世界で最も成功を収めている企業は、友人同士で始めた会社は多いです。

友人同士で始めた企業

  • マイクロソフト (ビル・ゲイツとポール・アレン)
  • Google (ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン)
  • Apple (スティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアック)
  • Youtube (チャド・ハーリー、スティーブ・チェン、ジョード・カリム)
  • Airbnb (ブライアン·チェスキーとジョー・ゲビア)

と、多くの成功事例を挙げることができます。

 

また、上記のリストには入れませんでしたが、Facebookも元々は、
マーク・ザッカーバーグがハーバード大学のルームメイトであり
学生だったエドゥアルド・サベリンと組んで始めたビジネスです。
(ただし、途中で物別れします。原因は、後ほど書きます。)

 

では、友人同士でうまく行ったコツは、何だったのだろうか?

 

それは、

友人同士でうまく行ったポイント

お互いの役割を明確化していたこと。

 

成功した例

Apple(スティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアック)

Apple社と言えば、スティーブ・ジョブズがすぐ思い出せますが、
彼だけでは、成功はありえませんでした。

なぜなら、彼は、機械のことはあまり知りません。

パソコンを作ったのは、「ウォズの魔法使い」と呼ばれるほどの
天才で機械オタクだった友人のスティーブ・ウォズニアックでした。

スティーブ・ジョブズの役割といえば、交渉、営業、プレゼンテーションで、
お互いの足りない部分を補完しあい、Appleを成功へと導いたのです。

 

失敗した例

Facebook (マーク・ザッカーバーグとエドゥアルド・サベリン)

Facebookは、世界で最も成功している企業の一つで、失敗とは言えませんが、
友人との起業という意味ではうまくいきませんでした。

その大きな理由は、友人のエドゥアルド・サベリンの役割が、
資金提供という点であり、マーク・ザッカーバーグが別の資金提供者を
見つけてしまったことで、役割がなくなり、追い出されてしまったのです。

以上のように、友人同士で起業する場合、お互いの役割をはっきりさせ、
切っても切れない関係にしておくことが重要です。

 

コンビの例(役割分担の重要性)

起業家ではありませんが、漫才のコンビが良い例です。ボケとツッコミとそれぞれが明確に役割分担しているためうまく機能しています。1人では足りない部分を2人にすることで補うことができます。両方とも、ボケでは駄目で、ボケとツッコミだから良いのです。

 

さらに詳しく

何も友人同士の起業だけではなく、提携先の企業にも同じことが言えます。自社だけの強みを相手に提供できなければ、もっと安く高品質な商品やサービスを提供してくれる会社が現れると、簡単に関係を切られてしまいます。そうならないためには、相手が自分に依存する状態にしておく必要があります。

私のオススメ本です。

特に、これから友人同士で起業しようとする方は、是非、オススメです!ワクワクドキドキで、起業のためのモチベーションも上がります。

 

 

私の実例(外国人ビジネスパートナーとの働き方)

さて、今度は、私の体験を少し語ってみることにします。

ビジネスパートナーのフランス人Mが、
大学卒業後、私のビジネスに参加してくれました。

 

ただ、最初の1、2年位は、結構、口論になることが多かったです。

口論の理由

  • 性格が2人、正反対
  • 言葉の壁があり、意思疎通による勘違い
  • ビジネス上の戦略の違い

というようなことがあり、当初、人間関係に悩みました。

やはり、友人としての関わり方と
ビジネスパートナーとしての関わり方とは異なってきます。

それでも、2人共、関係が崩れることなく、今も仕事をしている理由は、
先程挙げたように、それぞれの役割を明確化できていたことでした。

 

私の場合、日本語担当(交渉、営業)
友人の場合は、フランス人のお客さん担当や翻訳

 

だから、一方が欠けてしまうとビジネス自体が成り立たなくなるのです。

もしこれが、お互いに同じ能力を持ち、1人が抜けても、
補えるのであれば、もしかすると、破綻していたかもしれません。

そういう意味では、言葉というお互い補完し合える関係で言えば、
日本人と外国人同士の起業は、良いと言えるでしょう。

 

また、数年経つと、ある程度、扱い方も慣れてきます。

外国人の場合、子供の時から、口論(ディベート)が得意なので、
怒っているのではなく、実は、楽しんでいるということに気づきました。

それが分かってからは、私自身、Mとの口論、少し楽しめるようになりました。
(でも、当初は、ストレスで、抜け毛が増えました。(笑)

 

最後に、これまで外国人の友人と10年一緒に働いてきた
経験での良かった点と悪かった点をお伝えします。

 

良かった点、悪かった点


○ お互い性格をよく知っているので、仕事しやすい。
○ 
自分とは違う考えを述べてくれる。
○ 
仕事上の問題を共有でき、痛みを分かち合える。
○ 
仕事をサボることができない。

 友人同士なので、馴れ合ってしまう。
 
意思統一ができず、100%自分の思い通りに進めることはできない。

仲の良い友達同士だと、一緒に起業するのは難しいという意見もあります。
(ただ、実際に起業していない人が言っているケースが多い気もします。)

起業という挑戦をする上で、人生を賭ける友人に
出会えるのは素晴らしいことだと思ってます。

大抵は、別々の仕事をし始めると、仲の良い友達でもなかなか会うことが出来ません。
場合によっては、疎遠になってきます。そんな中、一緒に起業することで毎日会うことができます。まさに、戦友なのです。

ビジネスパートナーMに感謝

ビジネスパートナーMは、このブログを読むことはないのだろうけれど、この場で、お礼を言いたいと思います。大学を卒業したばかりのMからしたらもっと輝かしい未来が待っていたかもしれないです。でも、私の考えで始めてしまったビジネスに引きずり込んでしまいました。まさに、悪の道に引きずり込んだダース・ベイダーのような気持ちです。まだまだ、十分に恩には報いていないのですが、ありがとう。そして、これからも、よろしく。

 

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