日本の文化・伝統

アニメ・漫画から学ぶ日本の伝統文化(剣道・柔道・囲碁・弓道・茶道)おすすめ6選

日本の伝統を学べるおすすめアニメ・漫画

アニメ・漫画の中には、日本の伝統を学べるものがあります。

最初は、興味がなかった人でも読むことにより、
なんだか学びたくなってしまうのがアニメや漫画のすごいところ。

そんなアニメや漫画の中には、外国人にも影響を与え、
競技人口を増やしたものさえもあります。
(漫画やアニメは、最高のPRツールなのです。)

今回は、そんなおすすめのアニメや漫画を紹介してみたいと思います!
(おすすめ度は、あくまで私の個人的な見解に基づく評価です。)

 

【剣道漫画】「六三四の剣」

あらすじと概要

村上もとかによる日本の漫画(1981年から1985年連載)
岩手県を舞台に、剣道一家に育った主人公・夏木六三四が父の死を乗り越え、ライバル・東堂修羅らとの対決を通じて成長する姿を描く正統派のスポーツ少年漫画。
おすすめ度
熱血度

私の感想

少し古い漫画で、今の人はあまり知らないと思いますし、海外でも翻訳や出版はされていないと思います。当時の子供たちの間で剣道ブームが起き、剣道部に所属していた私や友達の間では、剣道のバイブル的な存在でした。また、村上さんの漫画は、硬派な漫画や歴史漫画を得意とした素晴らしい漫画家です。

 

【囲碁漫画・アニメ】「ヒカルの碁」

あらすじと概要

「DEATH NOTE」という世界的に有名な漫画を生み出したほったゆみ(原作)と小畑健(漫画)による囲碁を題材にした日本の少年漫画。(1999年から2003年連載)
平凡な小学生の少年が天才囲碁棋士の霊に取り憑かれたことで囲碁の世界に巻き込まれ、「神の一手」を目指す姿を描く作品。
おすすめ度
面白さ度

私の感想

この漫画で、囲碁のルールを詳しく説明している訳ではなく、囲碁を学べるわけではありません。でも、囲碁が分からなくても面白くても、ハラハラ、ドキドキする面白さがあります。漫画としては秀逸。囲碁をやりたくなってしまう漫画です。(ヒカルの碁のアニメ

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日本国外でも出版され韓国では『ゴースト囲碁王』、中国では『棋魂』というタイトル。その他、タイ、シンガポール、フランス、アメリカなど、数多くの国、言語で翻訳される。これまで、愛好者のほとんどが大人だった囲碁の世界に多くの若い世代の囲碁ファンを作るきっかけになりました。

 

【競技かるた漫画・アニメ】「ちはやふる」

あらすじと概要

末次由紀による日本の少女漫画。(2008年から2022年連載)
主人公、高校生の綾瀬千早。競技かるたの頂点、名人・クイーンを目指す少女。その千早に恋心を抱く幼なじみのイケメン君、真島 太一とかるた馬鹿の綿谷 新の織りなす恋愛ドラマ。2022年2月時点で累計発行部数は2700万部を突破。
おすすめ度
恋愛度

私の感想

競技かるたというかなりマニアックなテーマを題材にした漫画。漫画を通じて、百人一首や和歌にも興味を持てるようになります。また、漫画やアニメの中で主人公たちが着る着物もいい感じです。(ちはやふるのアニメ

 

【箏(こと)漫画・アニメ】「この音とまれ!」

あらすじと概要

アミューによる日本の少年漫画。(2012年から連載)
主人公・久遠愛は、神奈川県の県立高校・時瀬高校に進学し、箏曲部に入部する。当時、部長1名しかいなかった廃部寸前の箏曲部を立て直し、仲間とともに全国大会を目指していく。2021年10月時点で550万部を突破。読者層は、中高生で、この漫画をきっかけに箏を習い始める者も続出。
おすすめ度
マニアック度

私の感想

この漫画も箏というかなり楽器の中では、マニアックなテーマを題材にしたものです。日本の伝統的な楽器の箏は、1970年には2万5800製造されていましたが、2017年には3900まで減少しています。だからこそ、この漫画は、意義あるものと言えるでしょう。(この音とまれ!のアニメ

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作者のアミューさんの母が箏教室の主宰者、姉はプロの箏曲家という箏一家。作者のアミューさん自身も3歳から箏に触れていることから、箏に対しては、誰にも負けない知識があり、あなたの箏のイメージも変わるでしょう。

 

【柔道漫画】「帯をギュッとね!」

あらすじと概要

河合克敏による柔道漫画作品。(1988年から1995年連載)
昇段試験で出会った5人の少年たちが、柔道部のない高校で再会して柔道部を作り、全国大会を目指すという物語。
おすすめ度
爽やか度

私の感想

柔道を題材とした漫画は、多くありますが、その中でも、暑苦しくなく高校生らしい爽やかさを感じる漫画です。主人公の粉川巧の一本背負いが決まった時は爽快です。女性でも気軽に読める漫画だと思います。

 

【茶道漫画】「私は利休」

あらすじと概要


原作:早川光、漫画:連打一人による漫画作品。監修は木村宗慎(2011年から2013年連載)
平凡な日常に不満を抱きながら過ごすOL・雪吹なつめは、ある日イケメン茶人・山上宗刻と出会い、同僚の田中芳郎を強引に連れて行く。その後、素人の2人は「茶の湯」の世界に深く入り込んで行く。 作中では順序だててお茶を点てる描写があり、道具や茶道のルールも解説されている。千利休が憑依するなどファンタジー漫画の要素もあり、古美術品として茶道具を鑑定する場面も多々ある。
おすすめ度
茶道入門度

私の感想

茶道を習い始め、骨董好きな私としては、茶道のうんちくも学べ、なかなか興味深い漫画です。ただ、全く茶道に触れてこなかった人にとっては、??と思う部分もあるかと思います。茶道を始めている人、骨董に興味がある人にはオススメです。(初心者向けには、こちらの方が良いかもしれません。(「ケッコーなお点前です。」)

 

私のお気に入りサービス

今すぐ漫画を読みたい人や本がかさばるのを気にする人は、電子書籍もオススメです。【まんが王国】 電子貸本 Renta! 古いマンガでも、すぐに見つかりますし、何より本が溢れなくてすむのが良いです。


日本の漫画やアニメが日本の伝統を救う。

以上、私のおすすめの漫画やアニメを挙げてみました。

漫画やアニメの偉大さは、多くの人に影響力を与えることです。

実際に、漫画やアニメが、大幅に競技人口を増やしたり、プロを生み出したりします。

近年は、野球やサッカーと言った王道のスポーツではなく、これまで光が当てられていなかった題材をテーマにする漫画が描かれることも増えてきています。

日本だけに限らず、こういった漫画やアニメが海外に広がることで、
日本の文化の普及にも繋がり、ビジネスチャンスに繋がることもあるかと思います。

日本は題材の宝庫

日本には、武道(剣道、空手、柔道、合気道、古武道、弓道)、また、茶道、華道、能、歌舞伎、相撲、香道、書道など世界に誇れる物が多くあります。これらをいかに活用していくかが、日本の生き残る道と言えるでしょう。
(「日本の伝統文化・伝統産業は、衰退産業なのか?」)

 

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