海外移住・留学

【フランス留学】失敗させないホームステイの方法(体験談)

海外留学の場合、ホームステイをするべきか?

留学について、色々と調べていたら、ホームステイが最悪だった
というような記事が多く、私の体験も書いてみることにしました。

 

私の考えでは、ホームステイはしたほうが良いです!

なぜなら、留学は、単に言葉を勉強するだけではありません。

 

重要ポイント

留学で最も大事なのは、現地の人脈を作ることです。

単に、言葉を学ぶということだけであれば、海外でなくても、日本でも十分可能です。

現地の人と仲良くなることは、生涯に渡っての貴重な財産になります。

 

こちら、私が留学した時のホームステイ先の状況です。

ホームステイ先の状況

ホームステイ先は、70代のおばあさん(と飼い犬)だけ。子供たちが独立し、空いている彼らの部屋を留学生向けに貸し出していました。留学生は、多いときで、4名。子供たちは、週末に来たりはしていました。

ただ、この状況、一軒家に住んでいる家族を想像していた
私にとっては、少しショックではありました。。

 

ホームステイでびっくりしたこと。

ホームステイをし始めた当初、家の勝手も分からなければ、
言葉もほとんど喋れませんでした。

一応、先に住んでいた日本人留学生が1人いたので、
彼から色々と情報を仕入れることができたのが心強かったです。

ただ、色々とカルチャーショックというか大変だったこともありました。

ホームステイで大変だったこと

  • シャイな私は、どう他人と接すればいいか分からない。
  • お金にうるさくて、ビジネス的なものを感じた。
  • ホームステイ先に細かい決まり事があった。

言葉もしゃべれないし、どう接すればいいか分かりませんでした。

私は、シャイなので、知らない人が来ていたりすると、
どのタイミングで部屋を出ればいいかなど分かりませんでした。
(結構これがきつい。)

また、朝食、夕食は、ホームステイ代の中には入ってますが、
昼食などは含まれておらず、食べる時は、追加でお金を払ったり、
クリーニング代なども払ったりと細かくビジネス的な感じを受けました。

家の決まりも、色々とあり、ホームステイ先には、
湯船がなく、
シャワーのみでした。
(ヨーロッパの場合、ほとんどそうです。)

お風呂好きな私としては、非常に残念で、シャワーを日本に
いる時のように使うとホームステイのおばあさんに怒られました。

どうやら、アパートの1日で使えるお湯の量が決まっているようで、
タンクにあるお湯を使いすぎると他の人が使えなくなるとのこと。

これは、私にとっては、驚きで、冬の日は、寒い中、
お湯をちびちび出しながらシャワーを使うこともありました。

また、おばあさんの性格も癖があり、大変でした。。。

 

と、ここまでが、ホームステイをした時、大変だったことです。

正直、私は、我慢強いほうですが、何度か、
ホームステイを止めようかと考えたことがありました。

しかし、結局、トータルで2年もこの家にいました。
(2年も同じ家や街にいたのは非常に珍しいかと思います。)

 

2年もいた理由とおばあさんの変化

元々、大学を1年間休学しての留学の予定でした。

ただ、最初、右も左も分からなかった私ですが、1年位すると慣れてきて、
言葉もようやく理解できるようになり、現地の友達もでき始めてきました。

それが、半年以上過ぎた留学の後半の頃です。

ようやく言葉も上達し始め、現地の友達ができてきた時に、戻ってしまうのは
悔しく、日本の大学を卒業した後、また1年間、同じ街に留学し直しました。

 

2回めの留学の際に、私が決めたルールがありました。

それは、

私が決めたルール

留学中、一切、日本語を話さないということです。

留学中、やってはいけないこと

言葉が分からないので、どうしても日本人のつるんでしまいがちです。学校の授業が終わった後、日本人と日本語で話していました。この最初の1年目の反省を振り返り、2年目は、例え、日本人同士でも日本語を使わないと決めました。

 

さて、話をホームステイに戻します。

当初、きつかったホームステイも、時が経つごとに変化が訪れました。
(ホームステイを始めて、半年くらい過ぎた頃からです。)

お互いに時間を共有し、性格も分かるようになりました。

最初の頃、ホームステイ代に含まれていないお昼ごはんは、
追加料金を請求されていたのが、途中から、こっそりと、
タダで提供してくれるようになりました!

夜遊びして、夜遅く帰った時も、ご飯を温めてくれたり、
うるさく文句など言わなくなりました。

夜一緒にTVを見たり、おばあさん秘蔵の
アルコールを飲ませてくれることもありました。

 

やはり、言葉も文化も違う人同士、最初、意見が合わないことは当たり前。

ホームステイ先のせいにするのではなく、こちらからも歩み寄ってみましょう。
(お互い分かり合えるまで、我慢時間が必要です。)

 

私からの留学のアドバイスは、

 

アドバイス:その1

最初から、あまり夢を見ないこと。

海外は、日本人が考えているような家族像ではありません。

移民も多いし、離婚している家庭も多く、家庭環境が複雑です。

そもそも、ホームステイを始めたばかりの時は、
その国の習慣も知らなければ、国民性も知りません。

最初から、夢を見すぎると、その反動が大きいので、
あまり期待せずにしておきましょう。

 

アドバイス:その2

図々しくなること。

日本人の美徳とされる謙虚さは、海外ではあまり役立ちません。

ある程度は、図々しくなったほうが良いかと思います。
(食事に誘われたら遠慮しない。ちょっと無理なお願いもしてみる。など)

 

留学を終えた後、関係の継続方法

留学時、仲良くなったホストファミリーや外国人との友情も、一度、
日本に帰ってしまうとそれまでのような関係の維持が難しくなります。

下手をすると、連絡を取り合わなくなり、せっかくの関係性も消滅してしまいます。

実際、ホームステイ先のおばあさんの家には、100名以上を超える留学生を
受け入れていたそうですが、20年後の今もやり取りしているのは、私だけだそうです。

私からのアドバイスは、年に1、2回は、必ずやり取りし続けることです。
(特に、年末のクリスマスカードは、毎年、欠かさず送るようにしています。)

 

最後にホームステイのメリットを書きます。

ホームステイのメリット

  • 旅行では体験できない現地の人の実生活を体験できる。
  • 留学後も長く付き合える人脈が作れる。
  • その国の文化や風習など学ぶことができる。

 

これらのことは、単に語学の勉強だけではなく、人生の貴重な経験です。

留学後も、昔のホームステイ先に何度もタダで泊まらさせてもらってます。

また、現地からの最新情報を教えてもらうこともできます。

20年経った今でも家族ぐるみの付き合いをしていて、
90歳になったおばあちゃんのひ孫とも仲が良いです。

 

私の感想

人と付き合うことは、大変なことです。まして、言葉や文化が違う外国人においては。でも、だからこそ、そこを乗り越えれば、得難いものを手に入れることができます。また、私は、このホームステイの経験のおかげで、今、外国人向けのビジネスをしているのだと思います。留学のドキドキ感やワクワク感は、起業のそれとよく似ています。知らない世界へ一歩踏み出す楽しさがそこにあるのです。

 

留学方法

私の場合、あまりお金を使って留学したくなかったので、地球の歩き方の留学編を参考にしながら独力で行いました。不安な方は、留学エージェントにお願いするもの手でしょう。
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