航海に乗り出す。(海外ビジネス:独立編)
前回のあらすじ
独立したのは良いものの、生活するのは程遠い収支。猶予は、1年。
とにかく生き残ることを目指して、何でもお金になることを試みるのでした。夢は、幻と成り果てるか。。新大陸を見つけることができるだろうか?不安はありつつも、この時は、希望に溢れていました。
とにかく、まずは生活費を稼ぐこと。そして、節約生活。
勢いのまま、起業したのは良いけれど、外国人向けのビジネスは、まだまだ大きなものではなく、生活費を稼ぐまでには至らない。
注意ポイント
ビジネスを育てるためには、時間がかかる。
いくら自分一人が頑張ったとしても、自分でコントロール出来ないものがあります。
それは、時間
例えば、お客さんに知ってもらい、問い合わせに至るまでの時間。
思う通り働いてくれないスタッフや社員を待つ時間。
デザイナーやプログラマーに依頼した仕事にかかる制作日数。
サイトを公開したら、Googleに認知されるのにも時間がかかります。
ビジネスが、成功するまでは、時間との勝負です。
ココがポイント
まずは、ビジネスが軌道に乗るまでは、とにかく節約、そして貪欲さ。
節約すること
- 家賃や事務所費
- 食費、交通費、交際費
- 人件費
起業したからと行って、まだ、利益が出ていないうちは、
風が吹けば吹き飛ぶような経営です。
だから、できるだけ長く生き残り、そのためには、
命綱となる資金を如何に長く持たせるかにかかっています。
ここだけの話
起業当初は、できるだけ、節約するために、引きこもり状態でした。(起業当初は、個人事業主でしたので、自宅での仕事でした。)外出を控え、打ち合わせも、まとめて同じ日に行うようにしていました。当然、友人との会食は、拒否でした。
さらに詳しく
同時期に起業した私の友人は、レンタルオフィスで細々と1人で起業生活をしていましたが、ある時、なけなしの数百万円を宣伝費に使って勝負に出ました。それが、当たって、一気に大きくなりました。日々の生活は、細々と。ただ、ビジネスの勝負どころでは、勝負する必要もあります。
次に、重要なのは、資金を稼ぐこと。
メインとして育てるビジネスに力を注ぐ一方。
いきなり、売り上げが大きく伸びることはありません。
起業当初、1日1、2件の問い合わせがあれば良い方でした。
ですので、お客さんからのメールに返信すれば、やることが特にない。
だから、メインのビジネス以外に、お金になりそうな事を行いました。
起業当初手掛けたビジネス
- 海外のアニメ好き外国人に日本のフィギュアやゲームをE-bayで売る。
(その逆で、E-bayで仕入れたものをヤフオクで日本人に売る。) - 知り合いからの依頼でHP作成
- コンサルタント業務
- 勉強会主催
- 中国人の友達と組んで、新規ビジネスを試す。
- その他、全く関係ないことでも手掛けました。
起業当初は、時間もあり、必死だったので、
1ヶ月に1つは起業アイデアを試していました。
ココがポイント
この時、役に立ったのは、HP作成技術。
サイトを5万円程度で作成することができれば、
簡単に自分のビジネスアイデアを試すことができます。
(50万円の資金があれば、アイデアを10試すことができます。)
逆に、自分で作ることが出来なければ、業者に依頼して
高い費用がかかる上、時間も掛かります。
外国人向けのサイト作り:5万円以下でのHP作成
外国人向けのサイト作り:5万円以下でのHP作成(海外ビジネス準備編)
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そして、思わぬ転機がやって来た。
なんとか節約し、試行錯誤し、日々の生活費を稼ぐ起業生活をしている中、
転機 (天機)が思ってもいないところから訪れたのです。
それは、起業して、7ヶ月後のことでした。
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